港の腹話術師 けん坊のブログ

はじめまして!けん坊と申します。腹話術の楽しみ方を紹介すると共に、練習動画もたまに載せています。

初めての介護施設公演を前にして(講演内容試行錯誤その1)

 3週間前、介護施設・児童館に対して、ボランティア公演をアピールしてきた。そして先週、その中の一つからこえがかかった。自宅から徒歩10分くらいにある介護施設、そして私がはじめて公演アピールした施設であった。

 利用者とその介護者達、だいたい70名くらいの前で披露になるそうだ。最初からかなり大舞台だな。そして実力も分からない腹話術師によくそんな大役を任せられるものだと思う。ただ信頼してもらえたのは嬉しい。それに応えねば!といった心境。。。

 

講演内容は試行錯誤中・・・

 

あいさつ(3分)

唱歌「ふるさと」を題材にした腹話術(7分)

マジック(5分)

上を向いて歩こう」を題材にした腹話術(7分)

ギター奏楽「上を向いて歩こう」(5分)

 

今のおじいちゃん、おばあちゃんが一番望んでいる公演内容ってなんだろうか。もしかして「ふるさと」をあまり懐かしいと感じない、都会生まれ都会育ちのニューおじいちゃん・おばあちゃんもいるかもしれない。そんな人達には「ふるさと」を歌うなんて年寄り扱いするな!と思っているかも。とにかく幼児に公演するようにしてはダメだ。シンプルな中に深みのある講演にしなければ

 

 

 

 

 

 

腹話術ボランティアを初めてみる

 介護施設でボランティアをはじめてみることにした。

 まずはファーストステップ!自分の足で売り込み!大きな人形と、自己紹介を印刷したハガキをもって介護施設を回った。

 前もって連絡など一切せずに突撃訪問!最初の1施設は緊張して呂律が回らずしどろもどろに。でもほとんどの介護施設は暖かく迎えてくれた。

 どの施設でも10秒くらい腹話術を実演したのだけれど、これがかなり効果的だったように思う。一日で4施設回って、2施設は「是非是非やってください!」と近い内にボランティアさせてくれることになった。

 帰りに児童館にもアピールしにいくと、なんと知り合いの知り合いがいて、「是非クリスマスに腹話術を公演してください」と依頼された。いいね。こんな感じで人と人はつながるのね。

 今回のボランティアに目的はあまりないのだけど、こんな風に思わぬつながりができるのではないかと期待している。とにかく動く。頭で考えすぎるとなんにもできない。

公演記録

2017年12月9日

東京のとある教会にて、80名近い参加者の前で腹話術をしました

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ねぐせ........笑


早めに公演先へ

14時からの子供会ですが東京は遠い・・・あと余裕をもって到着したいので、8時には家を出発しました。早く教会に着いた私は教会員に導かれ礼拝堂へ。この礼拝堂で1時間半ほど腹話術を練習しました。今振り返ればこれが今回の勝因でした。公演する場所で1時間半練習できたことで、場所に慣れ、本番も落ち着いて公演することができました。次の公演もできれば、同じようにやりたいな。

公演内容


教会での腹話術なので公演内容は、「イエス様の誕生」です。神なるイエス様が人間として生まれたのは、人間一人一人を愛して下さっているから。そんなお話です。

公演中には小さなボケを沢山入れました。

○:じゅんちゃん

×:なあに

○:あのね

×:うん

○:もうすぐクリスマスだね

×:楽しみだね

○:何が楽しみなの?

×:プレゼント

○:へー何か欲しいものがあるの?

×:ステーキ

○:食べ物なの!

×:あとね

○:うん

×:さしみとコーラ

○:組み合わせ!

大人が聞いても、くすりともしないボケが、子供だと間とテンポ次第で受けます。私も子供のこんな反応を見る度に、童心に返ったような気持ちになります。何にでもワクワクしていたいですね。

あと細かいことで言えば、公演が終わった後すぐに控え室へ戻り、しばらく一人でいたことも良かったです。公演後にすぐ礼拝堂に戻ってしまうと、子供達の注意が私に向いてしまいます(自意識過剰かも笑)。そうなると続くプログラムに支障をきたす恐れがあるからです。

反省としては台本を覚えるのがギリギリになってしまったこと。私の腹話術にアドリブはありません。一つアドリブを入れると、元々予定していた間とテンポが乱れてしまうからです。公演先で向かうバスでも必死に台本を覚えているようじゃ駄目ですね。

今週も教会で公演があります。がんばろー

 

 

 

腹話術師としての2017年の目標

はじめに

年越しってもっと特別な瞬間だった。お蕎麦を食べて、テレビをみて、コタツに入って、ワクワクしながら、新しい年を迎えた。何が始まるんだろう?未来が光輝いていた。ところがアラサーになると、年越しが普通の日とさほど変わらない。特別な日と思っていない自分がいる。悲しいかな。多分、何年経っても変わらない自分を知っているからだろう。もっと新しい年を、変化の年、忘れられない年にしようという気概を持ちたい。というわけで、今年の腹話術師としての目標をここに書く。

 

具体的目標(上にいくほど優先度高し)

名刺を作成する

毎月腹話術の学び会に参加する(第二土曜日)。

公演アピール文書を作る。

返信用はがきを作る

5分台本作る  ×2(幼稚園用、介護施設)

幼稚園、介護施設でうけるマジック×10

10箇所の幼稚園、10箇所の介護施設に公演させてもらうために、アピールしにいく。

幼稚園で公演する。

介護施設で公演する。

腹話術用人形台を手に入れる(あるいは作る・・・)。

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腹話術教室を開講するために、教科書を作成する。

腹話術教室を開講するために、宣伝チラシを作成する。

腹話術教室で使用する靴下腹話術人形作る。

実際に腹話術教室を始める。

目が動く腹話術人形を手に入れる。

 

達成するために

色々なことをやめることだ。余計なことをやめることによって、新しいことができるようになってくる。ある研究者が一日一万円以上のを出して、アルバイトを雇った。仕事内容は、「何もない一つの部屋に閉じ込められ、一日中何もしない」という内容だった。しかしこのアルバイトを3日続けてできた人は、一人もいなかったという。つまり「人は何かをせずにはいらない」ということである。私は、その何かをせずにはいられない思いを全く無駄なものに使ってきた。無駄なことはやめて、本当に自分がやらなければならないことに、時間を使う。それが今年の目標である。

 

 

 

 

 

 

落語家から学ぶ本当の面白さ

落語にはまりそうです。

どうも生まれてこのかた26年間一度も落語にひかれることはなかったけん坊です。しかし最近林家小三治さんの出ているプロフェッショナル仕事の流儀を見ました。心打たれました。ぜひ皆さんも見て下さい。

 

www.youtube.com

 

けん坊の感動ポイント①

感動ポイント一つ目は、小三治さんの一言です。

「セリフをしゃべるのではなく、瞬間瞬間その人の気持ちになる。気持ちからセリフがでてくる。セリフから気持ちが出て来るのではない」

落語家の方は、一つの公演の中で、何人もの人を演じ分けます。小三治さんは、登場人物が切り替わる度に、その切り替わった人の気持ちになるのだそうです。気持ちののったセリフだから、多くの人の心に届くのでしょう。

腹話術師は人形と自分で交互に話していくわけですが、私は人形のセリフを話している時、「はたして人形の気持ちになって、セリフを話しているのか」と考えます。できてないですね。自分に足りない部分だなあと思います。

小三治さんは毎回公演開始ギリギリに演目を決めているにも関わらず、一人一人の登場人物に感情移入します。ひょえー。ここが一つ目の感動ポイントでした。

 

けんぼう感動ポイント②

二つ目の感動ポイントも小三治さんの言葉です。「落語を面白くしようとするなら、面白くしようとしないこと」。この言葉が胸に響きました。僕は腹話術をする時、「笑わせてやるぞー」とかなり力みます。そして人形のボケ一つ一つに全力でツッコムのです。でもその必死さが「頼む!笑ってくれー」っていう叫びになっていたと気付きました。恥ずいですね。

動画中盤で小三治さんが一つの小噺を一つします。

「これだけ無精者が集まったんだから、無精会というものを作りましょう」「よしなよ。めんどくさい」

この文面だけだとあまり面白くないのですが、小三治さんが言うと、ちゃんと面白いのです。小三治さんはこの小噺が好きだそうです。理由は笑いを強要していないから。

僕も笑いを強要しない笑い目指して腹話術をしていきたいです。今日もお読みいただきありがとうこざいました。

子供に「静かにしなさい!」と頭ごなしに言わない台本

「静かにしなさい!」

よく電車の中などで、親が子供に向かって、「静かにしなさい!」と注意する光景をみます。

しかし、その注意は勢いだけの注意になりがちです。子供に対しての「なぜ静かにするのか?」という明確な説明がないことが多いように思います。

「そんないちいち説明なんてしてられるかいッ!!」はい、すみません。ごもっともです。そんなこといちいち説明はしてられないけれど、でも大切なこと。それを人形と一緒に子供達へ伝えることができればいいなと思っています。

静かにすることで手に入れられるものってとても多い。

例えば映画を見ている時、静かにできれば、その物語から生きる希望や、人生の教訓が得られるかもしれません。

友達の話を静かに聞ければ、その友達は自分にとって、大切な友達かそうでないか、知ることができるかもしれません。

子供が「静かにする」ことの大切を知ることができれば、その後の人生がとても豊かになるのではないかと思うのです。

どうやって静まることの大切さを教えるか?

子供達に「静まることの大切さ」を教えることができる腹話術台本を考えていると、一つの童謡を思いつきました。「めだかの学校」です。

めだかの学校は 川のなか
そっとのぞいて みてごらん
そっとのぞいて みてごらん
みんなで おゆうぎ しているよ

 歌詞の中で、川をのぞいた人は、「そーと静かに」川の中をのぞいたことによって、めだかがおゆうぎしている珍しい光景を見ることができました。この歌は「静まる=とても素晴らしいこと」であることを教えているように思います。

お子さん持ちのお母さんには、この歌が、子供に静まる大切さを教えるきっかけとなるかもしれませんね。

私は「この歌を基盤にした腹話術できないかな~」「おもしろ、おかしく静まる大切さを教えれたら素敵だろうな~」と思っている今日この頃です。近日中になんとか作成して、このブログに動画を載せたいと思います。

以上、台本構想中のけん坊でした。 

人形の一言

 

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足利フラワーパークと佐野らーめん

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こんにちは。グリーンだぞ。みんな元気か。

今日はけん坊とその妻は遊びにいったぞ。

だから腹話術はお休みだ。

 

足利フラワーパーク

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佐野ラーメン(大和)

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それではまた明日。お休みなさい💤