腹話術人形のあの高い声の出し方
あの腹話術人形の高い声・・・どうやって出すの?
こんにちは!けんぼうです。
腹話術の人形の声は高い声、低い声、色んなのがありますね。
例えばいっこくどうさんの「師匠」という人形です。
下の動画をご覧ください。(少しテーマの重い動画ですが・・・)
この師匠の声は低いです。しかし、
このカンちゃんの声は高いですね。一般的に腹話術師は高い声、カンちゃんの声をまず練習します。なぜなら、高い声の方が地声との高低差があり、聴衆が「(腹話術師ではなく)人形が話してる!」と錯覚しやすいからなのです。低い声は上級者向けです。今日は人形の高い声の出し方についてお教えします!
頭音とは
腹話術師が人形の声として最初に覚える高い声、これを頭音といいます。頭音は「自分の声を自分の頭に響かせて出す音」です。普段私達が出している声が、頭に響くことはないのですが、腹話術人形の声は、声を出している本人の頭に響くような声なのです。
自分にあった頭音の音程を見つける方法
a.腹筋を使って出す息を音にする。ハッ!ハッ!ハッ!
b.音程を少しずつ上げてみましょう。
c.頭に響く高さまでいったら「アー」と発声してみましょう。これが頭音です。
d.自分の普段の声を低めに出して、その後頭声を出してみます。
ちょっと恥ずいですが・・・頭音の見つけ方を動画にしてみました。
恥ずかしいので、自分の顔写しませんでした。
これ顔写しながらやったら、完全に変質者なんです。笑
是非皆さんも人がいない場所で、自分の人形の声(頭音)を見つけてみて下さい。
自分にあった頭音の音程を見つける方法(簡単ver)
花丘奈果さんという「関西のいっこくどう」と言われている人は、頭音の見つけ方についてもっと簡単に、こう解説します。
人形の声は普段の声(地声)よりも高い声を出します。まず自分の声で「アー」と言ってみます。次に自分で出せる、最高に高い声、最大に大きい声、最長に長い声で、「ア――――」と言ってみます。これが自分の人形の声です。ジェットコースターに乗ったときに出る「ワァ――――ッ」という声や、お化け屋敷に入ったときに出る「キャーーーーッ」という叫び声は自然に出ている人形の声です。『腹話術入門』より
これは分かりやすいですね。
頭声で発声練習
上記の方法で頭音を見つけたら、その頭音で「アー、イー、ウ―、エー、オー」と発声練習をしてみましょう。発声練習する時は、「上腹部を使った腹式呼吸」で発声するようにします。これについては下の記事で解説しています。
上腹部を使った腹式呼吸は、腹話術師が喉を傷めないために非常に重要なので、完璧にはできなくても、必ずこれを意識しながら、頭音の練習をしてみて下さいね。
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